Natural Quest 31日目 (ソロストーブ着火法 初心者でも簡単に焚き火を楽しめる仕組みとは)
↓からの続き↓
この記事では、ブッシュクラフト的な火起こし技術のひとつ、『フェザースティック』についてお話しています。
火起こしの火口と焚き付けを自分で作る、覚えておくと安心の技を手に入れよう!
フェザースティックで火起こし
フェザースティック
それは私たち夫婦が初めて焚き火をした際
火口から枝に火が燃え移らない
(上手く炎が育たない初心者あるある)
(;´д`)どうしよう~
という状況をサクッと救ってくれた
ブッシュクラフト的火起こしの際の、とっても優秀なアイテムとなり、頼れる技術のひとつです。
火起こしする際に必要な手順、専門用語がわからない(火口って何?焚き付けって何?という)場合はこちら↓の記事から先に読んでいただくとフェザースティックの理解が深まります。
バーナーを使わない、人工的な着火剤を使わない焚き火をしたいけど
「火を起こす為の火口が無い」
「火を育てるための焚き付けが無い」
「雨(や雪)で湿って焚き火が困難」
なんて状況の時などに
上手に作ったフェザースティックがあれば、火口も焚き付けも兼業して着火成功率を上げ、安定した焚き火へと炎を育てるために一役買ってくれます。
初めての火起こしが上手くいかなかった時に、側でその様子を見ていた義父さんが、そっと庭におちてた枝でフェザースティックを作ってくれて
これを利用して火起こしに成功した経験から
「フェザースティックを作れる技術を身に着けておくことで、どんな状況下においても自信を持って火起こしできる自分になれるんじゃないか」
(*゚∀゚)きっとそうだよね
と練習することにしたのでした。
フェザースティック 割り箸で練習してみた
アウトドア用ナイフ
厚み2mm以上の切れ味の良いものを用意します
(初心者にも扱いやすいモーラナイフコンパニオン)
と
割りばし
木でできた割りばしを使います
(中には竹素材の割りばしもあると思いますが、竹はかなり硬く難しいです・・)
この2つを用意して、さっそく取り掛かります。
フェザースティックを作る際
『乾いていて繊維状でふわっとした形状を目指して削ること』をイメージし
私は右利きなので
右手では刃の細かな角度調節をし(この動きで刃の食い込む深さなどが決まります)左手の親指で刃を押し動かすようにします。
↑最初はこんな感じに削れることを目指し
出来るようになってきたら、次はもっと細かく薄く、長いストロークでたくさんカールを作ることを目指します。
↑薄く長く削るほどカールができます。この形状ならメタルマッチの火花だけでも着火できる火口にもなります。
削っている最中に削りカスが出ますが、これも立派な焚き付けになります。
割りばしは柔らかく、とっても扱いやすいのですぐに作れるようになると思います。
これがめちゃくちゃ楽しい!
(o≧∀≦o)ノ゙
綺麗に作ろう、丁寧に作ろうと没頭・・
(燃やしちゃうので作品として残るわけではないのにねw)
今の段階では、やわらかな割り箸で練習していますが
材質が自然界で拾えるもっと硬いものに変われば、ナイフの持ち方や体の使い方自体が当然変わるはずです。
やり方に絶対的な決まりが無いフェザースティック作りだからこその面白みも感じますね!
今度は自然の中から素材を拾ってきて練習してみます!
(`・∀・´)ノ
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Natural Quest33日目は、農家民泊体験記です。
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