Natural Quest 35日目 (長野(戸隠)の農家民泊 農業体験記 [3日目])
↓からの続き↓
この記事は、ジャパンブッシュクラフトスクール(JBS)認定ブッシュクラフトアドバイザー講座を受講した体験についてお話しています。
1泊2日の泊まり込みで行われた講習の1日目の模様です。
ブッシュクラフト講習 川口拓さんに教わる入門編体験記[1日目]
ブッシュクラフト脱初心者になるなら
専門知識を教わることができる講座に参加するのが、右も左もわからない状態から第一歩目を力強く踏み出すことができるだろうし
(‘ω’)ノ 何より手っ取り早い
ってことで
プロが教えるブッシュクラフトにはどんな講習があるのか?について以前調べていました。
そして
2020年7月 軽井沢開催
JBS認定ブッシュクラフトアドバイザー講座
参加してまいりました。
7月は雨続きで、この日も雲行きが怪しい中での開催で、山の上は霧でした
(*´▽`*)でも空気は最高
12:00
現地に集合し、持参した昼食を取ります。
各々好きな様に好きなところで昼食取ったり
「どっから来たの?」
なんて参加者同士で交流をしたり
オンライン学習サイトで動画をよく見ているので、すでに顔見知りみたいな感覚になってしまっている川口拓さん(私の中では通称ガイ先生)にご挨拶
ヽ(゚∀゚=゚∀゚)ノ
ガイ先生~本物だ~
カッコいい~ガタイ良い~
ゆるっと天然で面白い~
13:00~
ブッシュクラフトアドバイザー講座についてと、この1泊2日を共に教えて下さるスタッフ(インストラクター)さん4名のご紹介をいただき(このインストラクターさんたちもそれぞれのキャラが立っていて興味深い)
1泊2日の講座スケジュールを聞きます。
<1日目のスケジュール>
13:15~
シェルター設営の為のロープワーク
15:00~
タープの貼り方レクチャー
16:30~
ナイフの使い方
18:15~
夕食そして自由時間
温泉やシャワーなど
20:30~
ブッシュクラフトフィールドで焚き火を囲んで自己紹介
(参加は任意)
22:00
消灯 おやすみなさい
1日目は↑こんな感じです。
ブッシュクラフトで必須な技術 ロープワークを学ぶ
今回、学ぶロープワークは4種
- ツーハーフヒッチ
- 本むすび
- 巻きむすび
- 自在むすび
タープを張る時に必要な結び方を教えてもらいます。
ロープワークって
ブッシュクラフト系の本には必ず載ってるんですけど、自分一人でお家でやろうという気になかなかならなかったり、ロープワークは実践あるのみでしょう!って後回しにしがちになりません?
(;´д`)え、私だけ?
ですが、講習中に学ぶことは全てすぐ後の実践でタープ張る際に必要な技術なので、ここで覚えてしまう様に全集中ですよ。
見て学んで、実践して、できて
「あれ?わかんなくなった」と混乱して
また教えてもらって、実践して
とやっているうちに、考えないでも体が覚えてできる様になってきます。
それぞれの結び方がタープを張る際のどこに使われるのか?
なんでこの結び方が良いのか?
むすびの構造なんかも理解しつつ
私の夫は
「この結び方を最初に考えた人マジ天才」
という声をあげていました。
((´∀`))確かにこれ凄いね
結び方を学ぶと
単なる紐が、とても貴重で重要なアイテムに思えるようになります。
ブッシュクラフトのシェルター タープの張り方を学ぶ
ブッシュクラフトというと、テントよりタープというイメージが強いです。
荷物をなるべくコンパクトにする為だったり、自然との一体感や解放感を味わうのが醍醐味でしょう!と思ったり。
素人考えでは
「は?テントで寝るの?それじゃブッシュクラフトじゃなくない?もっとワイルドじゃなきゃ~」
とか思ってました
だって、初見の川口拓さんは
この状態↓
だったし。
タープとテントのそれぞれの違いについて考えたり
どちらが良い悪いという事ではないにしろ、特徴を知って使い分けられることが重要ということを教えてもらってからタープの張り方を学びます。
タープを張る際に必要な知識
「どんな場所に張ろうか?安全な場所、快適な場所は?」
と、ロケーションについてレクチャーを受け
今回は、一方方向に壁(屋根)を作る張り方を学んで
実際に自分で張ってみます。
やってみると、新たな疑問点が生まれます。
「あれ?ペグを打ちたい場所に緩やかな傾斜があるし、地盤ちょっとゆるくてペグがぐらつくぞ?」
↑もっとちゃんと最初からペグ打つ場所の全体像を確認してからやれよ
(`・ω・´)ノ
ってことだけじゃなく
そういうフィールドにペグを打つならこうすると良いよ
こうやれば、安全だよ
(σ`・∀・)σ
を教えてもらい
習ったばかりのロープワークを駆使し、初タープが完成。
タープは完成後にも注意点があり
なんと、自分が張ったにも関わらず、ピンと張ったパラコードに自分がつまずいてコケるんです。
(パラコードの色を自然に合わせてアースカラーを選んでいると特に)
パラコード↑見えずらくないですか?
そこで、安全の為に周りのフィールドにあるものなどで目印を付けておくことを教えてもらいます。
目立つように大き目の植物をパラコードに結んでおくと、ロープの位置が視界に入りやすくなります。
あとそれっぽく映える様にもなりましたw
ブッシュクラフトでナイフを安全に使用するための注意点を学ぶ
ブッシュクラフトと言えば、切っても切り離せないのがナイフです。
このナイフの取り扱いについて、一番最初に学ばなければならないのが安全な取り扱い方。
普段から調理で包丁は毎日握りますが、アウトドア用のナイフとなると刃の厚みも重工になりますし、握り方や用途、切る対象物により力加減がまるで違います。
ナイフを扱うその前にやってはいけないこと、注意点を教わります。
川口拓さんによる
「間違いを探せ劇場」が始まりました。
ナイフを扱う際の[危険行為]の寸劇を見せることで、やってはいけないことが覚えやすくなります。
川口さんいわく
「子供に対して講習をすることも多いんだけど、普通に話しても覚えないから寸劇をやる」
とのことでしたが
大人だってそうですよね。
ただ、淡々とやっちゃだめなことを話されて
子供よりもちゃんと聞くし、覚えとこうとは思うけど記憶に留まりにくい。
まるで子供だましの様な茶番劇が繰り広げられてましたがw
ケタケタ笑いながら見ていた寸劇は、覚えようとしなくても再現できそうなレベルで記憶に残り、その後のナイフの使い方も安全に使用することが出来ました。
夕食 そしてキャンプファイヤー
夕食後にはキャンプファイヤーを囲んで談話の時間がありました。
この時のキャンプファイヤーで使われていたのがソロストーブのでっかいやつです。
アウトドア好きな方やキャンプをする方は、焚き火マニアな方も多いですよね
炎がないと始まらないとでもいうか。
川口さんいわく
サバイバルな状況において、どんなに強い人でも1週間炎を見ないと音を上げるんですって
ネガティブな感情に包まれて「夜が怖い」という恐怖に襲われるんだとか。
炎にはパワフルなエネルギーが満ちてますし、穏やかな安心感や癒しも与えてくれます
時間を忘れてずっと見ていられる不思議な魅力もあります。
自然の中で過ごすブッシュクラフト講座は、まるで大人が本気になって夢中で遊んでいるかのように1日が過ぎ去り
川口拓さんがいう「サバイバル術を遊びとして楽しむのがブッシュクラフト」を体を目一杯使って実感したのでした。
次の
Natural Quest37日目は、ブッシュクラフト講習 体験記[2日目]をお伝えします。
コメント