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ブッシュクラフトの恐怖 虫・ヘビ・クマに出会ったら・・(マダニ編)

ブッシュクラフトに迫る危険 マダニ ブッシュクラフト

Natural Quest 7日目 (ブッシュクラフトの知識を増やす本買ってみた)
↓からの続き↓

ナチュラルクエスト8日目.jpg

この記事では、山や森に住む【虫、ヘビ、クマ】が怖い件についてお話します。

ヘビ


( ꒪ д꒪ ))彡 怖っ

と思うのは、それについて知らないからで・・
よくわからないから怖いと感じることは、調べてよく理解すれば『対策』を立てられる。
そうすれば、きっと怖くなくなるはず!

ということで、色々調べてみることにしました。

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ブッシュクラフトの恐怖 虫・ヘビ・クマに出会ったら・・

危険な虫 マダニ

ブッシュクラフトに迫る危険 マダニ
マダニに噛まれると感染症により最悪の場合は死に至ります。
こんなちびっこい虫なのにね。

重症化を引き起こす感染症の種類には

  • 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
  • ライム病
  • 日本紅斑熱
  • ツツガムシ病
  • ダニ媒介性脳炎
  • 野兎病

があり
嘔吐、下痢、頭痛、全身の倦怠感、寒気、発熱、関節痛、発疹、筋肉痛などの症状が現れ(風疹やインフルエンザに似たような症状だとも言われます)悪化すると、めまいや自律神経失調、歩行困難などに陥る(神経不調の症状が長期残る場合も・・)脳炎や心不全などの合併症にて死に至る場合もあります。

パンク、ポップ界の歌姫アヴリル・ラヴィーンがライム病に感染し、5ヶ月の間寝たきりとなり「自分の身体の機能が停止していくのを感じて死を覚悟した」と語っていることから、その感染症がいかに恐ろしいものかを察することができますね。

マダニが人から吸血を行う際、ノコギリの様な歯を皮膚の奥まで刺します。
厄介なのは、刺されている事に気付かない(痛みや痒みをほぼ伴わない)場合が多いこと。
吸血に長い時間をかけるため(1週間以上)マダニにとっては吸血対象者に気付かれずに食事を済ませたいという様なことかもしれませんが、吸血を続けるマダニは身体がだんだんと膨れ上がってくるため(吸血前の通常時は2mm程のサイズが、血を吸うことでぷっくり1cmにもなる)吸着していることを確認しやすくなったり違和感として発見できることも多くなります。
※頑張れそうな方は【マダニ 画像】で検索すると、マダニが人に吸着吸血している画像がたくさん出てきますのでご確認下さい。

人がマダニに吸着されやすい部分は皮膚が柔らかくて刺しやすい様な部分が多いです(例:脇や脇腹など。)
頭部を皮膚に突っ込んで頑固に固定(セメントの様なものを出しで頑丈に吸着)しながら吸血している為、簡単には取ることができません。
無理に取ろうとすると、マダニの牙が皮膚の中に残る可能性があります。
マダニの吸着を見つけたらなるべく早くに皮膚科を受診し、医師に取り除いてもらうのがおすすめです。

専用の器具などで自分で取ることができた場合であっても、数週間は感染症の発症に注意観察が必要です。
発熱などがあった場合は医療機関をすぐに受診しますが、その際は吸着していたマダニを持っていく様にしましょう(本当にマダニによる感染症かを特定する為。)

マダニは山の中の茂み、葉っぱ、笹薮などに多く潜んでいます。
山の中深くまでいかなくとも、その辺の草むらや河川敷の草地、憩いの場の公園にもいます。
吸着対象の動物(私たち)がそこに触れるタイミングで乗り移ってくるので、むやみに触れない、座らない、寝ころばない、荷物を置かないなどの対処を心がけましょう。

 

<マダニから身を守る為にできること>

肌の露出をなるべく少なくすることが大切です。
普段露出しがちな首にはタオルを巻いたり、手には軍手をはめたりできると理想です。
ダニに乗り移られたことを目視で確認しやすい様、明るい色(白系)の衣服を選んで着用するのがおススメです。
マダニに効果のある虫よけスプレーをかけてから出かけましょう(服の上からも。)
野外活動から帰ってきてから、入浴前に身体にダニが付いていないか入念にチェックしましょう。

 

友人S子がマダニに食われた!!(エピソード)

私が高校生の時のお話です。

田舎、富良野の高校は理科の時間に近くの山へ出かけるような野外授業がありまして

授業内容はすっかり忘れてしまったのですが(野草か何か取ってきて顕微鏡で細胞でも覗いたんだろうか・・)
その授業があった2・3日後、友人S子の身体に異変が起こりました。

S子から「ちょっとちょっと」と声をかけられて話を聞くと
自分の脇腹に変なイボの様なものができていて気持ち悪いと言います。

私も何?何?と興味本位で見せてもらったのですが、S子の白い肌にはつり合わない、あまりにも異様な(黒っぽい?群所色っぽい?)色をした何かが脇腹にできていました。
痛みや痒みは特にないとのことでしたが、触れるとひっかかるし、取ろうとすると皮膚が引っ張られるので、なんか痛いし・・とのこと。

まてよ。
これ・・・足がある????
動いてない!???
まさか虫!??
ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!!!

頭を皮膚に突っ込んで、まるで寄生するかの様に・・

ぎょえええええ!!
(llo0艸0)

自分の身体に虫がくっついたまま取れないことがショックでS子泣きそうですよ。
ってか泣いてましたよ。
私だって泣きますよ。

S子保健室へGO!
病院へGO!!

今思い返して、あの時のイボみたいなあれがマダニだったんだなぁと。
刺された瞬間とか、数日間はほんと気付かないみたいなので注意しましょう!
※ちなみに、その後のS子に感染症はありませんでした。
(*´・ω-)b よかった・・

感染症はなかったものの、虫と一緒に生活を共にしているという気色悪さが心をむしばむ感じがするので、できるだけ避けたいマダニのお話でした。

ちょっと、長くなってきたので
自然界における危険生物のお話、 続きは明日の記事に書きますね。


次の
Natural Quest9日目は、スズメバチについてです。

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