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ブッシュクラフトの恐怖 虫・ヘビ・クマに出会ったら・・(マムシ編)

ブッシュクラフトに迫る危険 マムシ ブッシュクラフト

Natural Quest 9日目 (ブッシュクラフトの恐怖 虫・ヘビ・クマに出会ったら・・(スズメバチ編))

↓からの続き↓

ナチュラルクエスト10日目

この記事では、山や森に住む【虫、ヘビ、クマ】が怖い件についてシリーズでお話ししています。

ヘビ


( ꒪ д꒪ ))彡 怖っ

と思うのは、それについて知らないからで・・
よくわからないから怖いと感じることは、調べてよく理解すれば『対策』を立てられる。
そうすれば、きっと怖くなくなるはず!

ということで、色々調べてみることにしました。
マダニスズメバチとお伝えしてきた次は、マムシについてお話します。

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ブッシュクラフトの恐怖 虫・ヘビ・クマに出会ったら・・

危険な生物 マムシ

ブッシュクラフトに迫る危険 マムシ
日本国内において、マムシに咬まれる被害は毎年3000件ほどあり、そのうち命を落とす人は10人程度なのだそうです。
致死率だけみると1%以下ということで、「マムシに咬まれた!=死」とはならないので必要以上にパニックになることはありません。
ちゃんと処置さえ行えばまず安心ってことです。

意識障害や視力障害、腎不全に発展する毒を持っているため、もし咬まれた場合は必ず直ぐに医療機関を受診しましょう(咬まれて直ぐには目立った症状がなくても3~4時間後に重篤症状がでないとも限りません。)

マムシに咬まれると鋭い牙で突かれた痛みの後に、マムシの毒によりズキズキとする様な痛みが強くなります。
咬まれた部分はパンパンに腫れ、徐々に体の中心へと腫れが広がっていき、皮下出血により皮膚が紫色になります。

咬まれてしまった場合は、あわてて走ったりしないで下さい(毒が全身に周りやすくなってしまいます。)
安静にしながら咬まれた部位より体幹側10cmほどの位置を縛ります(血の流れを止めない程度、きつく縛り過ぎないこと。)
例えば、ふくらはぎを咬まれた場合は体幹に近い太もも(膝上のあたり)部分を縛るといった具合です。こうすることで少しでも毒が周ることを遅らせます。
傷口を絞り出し毒を体外に出すようにします(あれば、ポイズンリムーバーなどを使います、口で吸うのは絶対にダメです。)
流水で傷口を洗浄します。

病院へ移動の際も、焦って走ったり暴れたりすることの無い様注意しましょう。
できるだけ安静にしながら移動します(毒が回るのが早まると重篤症状が出るのを早めたり、症状が重くなるリスクがあります。)

マムシは日本全国に生息しています。
川辺にある岩の隙間、雑木林、落ち葉の下、藪の中など、涼しくて暗い場所に身を潜めていることが多いです。
夜行性なので日中は見えない位置にいることがほとんどですが、妊娠中のメスや冬眠前になると餌を多く必要とするため、昼夜問わず動き回る様になります。

 

<マムシから身を守る為にできること>
こちらからマムシを脅かすようなことがなければ被害を受けることはほとんどないので、攻撃する、捕まえようとする、脅かすといったような刺激をしないように注意しましょう。

日中は藪の中や岩陰に潜んでいることがほとんどですので、そういった場所に立ち入る場合、マムシがもしかしたらいるのではないか?と意識してよく観察しながら歩きます。
人から見えない位置にマムシは身を隠しているため、我々が注意を怠らないことが大切です。

マムシがいる場所に行くような時、厚めの生地の服装を心がけます。
マムシの毒は牙にあるため、厚めの生地であればその分マムシに咬まれた時に注入される毒を軽減させることができます。
特に藪の中に入るなどの場合は長袖長ズボン(厚みのあるデニムなど)長靴の着用がおススメです。

もしマムシと対面し、マムシが顔を上げてこちらに威嚇している様な時は非常に危険です。近づかず、すみやかにその場を離れましょう。

 

マムシ武勇伝 知人談(エピソード)

夫の友人に地元が岐阜の方がいます。
「岐阜と言われて、場所いまいちがピンとこない人が大半だ」と彼は嘆いていましたが、私もよくわかっていないうちの一人です(岐阜のみなさん、ごめんなさい)

岐阜は日本の丁度真ん中あたりに位置し「97%が山だよ」と聞いたので、ホントかな?と思ってGoogleマップで見てみたら本当に山ばっかの県です。素敵♡

私の実家(北海道の富良野です)も田舎ですが、『どっちが田舎か自慢』をすると、岐阜の圧勝でw
岐阜の県民性なのでしょうか(彼だけでしょうか)とってもワイルドです。
いつも山や川と一緒に育ってきました!みたいな野生の自然児感。

「イナゴ、ハチの子、ハチの成虫、マムシも食べるよ!」

え・・マムシ、食べる⁉︎
Σ(゚Д゚ノ)ノ

(この記事でマムシの怖さから逃れるための対策について話してんのに、マムシ食べるって・・人って強いですね)

その彼は山や自然が家からとても近い為、マムシとの遭遇率も高く、その生体についてもよくわかっていて。
興味津々でお話聞いていたんです。

「マムシは山に入ると藪の中によくいるよ。
間違って知らずに藪の中に入っていって、もしマムシ踏んじゃったら一発アウトだと思って。その瞬間噛まれてるから逃げられない。
地元の人というよりは、マムシのことを知らない観光客がむやみに藪に入っていって噛まれる率が高いんだよねー。」

そうだよな、マムシのことを知らずに踏みつぶした人間が悪いってことだよなそりゃ。
(・ε・`*)ふむふむ

「たまにね、マムシが玄関のドアノブのところに巻きついてることとかあるけど…
あれはさすがにヤダ、びっくりするし。」

え、そうなってたらどうするの?

「ナタで首を狙う」

「なければ首をつかむ」

つかむーーー⁉︎⁉︎⁉︎
(|||O⌓O;)

「だって、なるべく首根っこつかまないと長いから噛まれる」

つかむ場所の話じゃないっ
つかむ行為そのものがツッコミどころでしょうが!

「首だよ首根っこ、頭押さえなきゃ」

できるかっ!
ッ━━Σ(-`Д´-;)━━!

こんな調子ですよ。

生活の中に、マムシの浸食がスゴイ。

岐阜の人、スゴイ尊敬する…


次の
Natural Quest11日目は、 出会ったら最強にヤバい⁉クマについてです。

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