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ブッシュクラフトの恐怖 虫・ヘビ・クマに出会ったら・・(クマ編)

ブッシュクラフトに迫る危険 クマ ブッシュクラフト

Natural Quest 10日目 (ブッシュクラフトの恐怖 虫・ヘビ・クマに出会ったら・・(マムシ編))

↓からの続き↓

ナチュラルクエスト11日目

この記事では、山や森に住む【虫、ヘビ、クマ】が怖い件についてシリーズでお話ししています。

ヘビ


( ꒪ д꒪ ))彡 怖っ

と思うのは、それについて知らないからで・・
よくわからないから怖いと感じることは、調べてよく理解すれば『対策』を立てられる。
そうすれば、きっと怖くなくなるはず!

ということで、色々調べてみることにしました。
マダニスズメバチマムシとお伝えしてきた最後にこれはマズイぞ!クマについてお話します!

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ブッシュクラフトの恐怖 虫・ヘビ・クマに出会ったら・・

危険な生物 クマ

ブッシュクラフトに迫る危険 クマ

クマのお話は想像するだけでおっかないので、せめて笑顔のクマさんからスタート!

北海道にはヒグマ、本州や四国にはツキノワグマがいます。
ヒグマが好む生息地は森林だけでなく原野も含まれます。
ツキノワグマが好む場所は落葉広葉樹林が生い茂った森林です。

雑食で、どんぐりなどの木の実や、山ぶどうなどの果物、アリやハチなどの虫、鳥やシカなどの肉を食べます。

どう猛で肉食、みつかったら最後・・人を襲うというイメージを持たれがちですが、クマは本当は臆病者です。
本来なら山に入ってきた人の気配を遠くから敏感に察知して、人間から距離を取ってくれる動物です。

ただし近年、人に慣れたクマが増えてきています。

人の食べ物の味を一度覚えてしまったクマは積極的に同じものを狩る習性があり、非常に危険な個体となります。
(人を襲ったことがあるクマや人を食べたクマに関してもその習性が働くため、必ず駆除の対象となるのはこの為。)

森林の伐採や開発として山に立ち入る人間と、より捕獲しやすく美味しい餌が手に入るため人里に近づくようになったクマ。
お互いの距離が縮まることによって、被害も拡大していると危険視されています。

クマにはとにかく出会わない努力をすることが何よりも大切です。
クマが出没した場所は『〇月✖日 この場所に熊が出没しました』という様な張り紙がされることもあるので、そこには立ち入らない様にすべきです(まだ近くにいる可能性をみこして。)

 

<クマから身を守る為にできること>
出来る限り「九死に一生を得る」様な経験は避けたいので・・
とにかく出会わない努力を怠らないようにします。

山深く入っていく時は大きな声を出してみる、人が来たことがクマにわかる様にクマ鈴を身に着けるなど対策を行っておきましょう。

万が一、クマに遭遇してしまったら?
クマ撃ち名人によれば、
「急激な動きは絶対にしないこと。クマに背を向けて走ろうもんなら、絶対に追ってきます。クマの方を見ながらゆっくりと後ずさりして距離を取っていきます。」
とのことです。

走って逃げる
死んだふりをする
火で対抗する

などはまったく意味がありません。

大声を出して追い払うことは可能な様ですので、クマをびっくりさせて相手を逃げる様に促すのが得策です。

また、前述した様に
クマは一度口にしたことがある食べ物の味や匂いを死ぬまで覚えています。
リュックの中に、クマの気を引く食べ物を持っていたとしたら襲ってくる可能性があるため、リュックを置いて後ずさりして距離を取り逃げましょう。
(後ほどリュックを回収することは諦めてください。クマは一度所有したものを取られると怒り狂います。)

森の生活図集 スズキサトルのブッシュクラフトスキルワークブック
という本に、著者が山でクマに遭遇し、下山まで2時間もつきまとわれた経験談が書かれています。
自身の経験から学んだクマの注意点と対策について、クマとの戦い方にいたるまで書かれているので一読をおススメしたいです。

想像するだけで背筋が凍る・・クマとの遭遇。
動物園で観るのとはわけが違う、野生動物の脅威。
怖いだけで終わらせるのもキツイので、ちょっと可愛らしいエピソードをどうぞ↓

 

クマさんが町にやってきた(エピソード)

私の地元、北海道富良野市は盆地で、町は山にぐるりと囲まれています。

山に行けば【クマ出没注意】
という注意喚起の看板をあちらこちらでみることができます。

私は現在東京に住んでいるので、実家に住む母から聞かされて知ったのですが
「富良野の町の中に熊が出た」
のだそうです。

クマが各地で人里を荒らすとかってニュースはちょこちょこ見かけますし、私はどっかの農家さんの畑でも荒らされたのかな?と思いました。

が、富良野でクマが出没場所したは国道38号線沿いにあるマクドナルドでした。

( ゚Д゚)はぁ?マック?

↑ここまで実話
↓こっからフィクション

お腹をすかせてマクドナルドに現れたクマさんは山から下りてきて川を泳いで渡り、ハンバーガーを買いに来ました。

けれども、クマさんは山での生活が長い為
人が使うお金というものを持っていません。

「お金があれば、人は食べ物と交換してくれるんだ」

クマさんは自分にとって高価などんぐりを、お金の代わりに握りしめてマクドナルドで差し出しました。

ふらののクマさん


・・・みたいな?
町に熊が出るのは笑いごとではないですが、幸い人的被害もなく我が家では笑い話となっています。

ブッシュクラフトの恐怖 危険生物と出会ったら・・まとめ

私が、危険で怖いと感じて調べたこれらの生き物は、自然界の脅威(と感じるもの)のほんの一部です。
この様にして、危ないと聞いたものは何が危ないのか、どう対処すればいいのかを調べて事前にわかっていれば、多少怖さは薄れます。

怖いし、見た目気持ち悪くて見るのも嫌だっていうやつもあるし、目を背けてしまいたくなる危険生物。
知らないでいたらもっと怖いし痛い思いをして、最悪命に関わってたかもしれないな、ということで・・
今後も、危ない何かを見つけたら調べていこうと思います。

危険生物はどれをとっても怖いもんは怖い。

自分が人間界に隔離されて、人間に支配されつつ、この生き方が心地よいと感じる様になってしまった証しでもありますが。

それに

自然界に住む彼らにとっては人間の方が害を及ぼす怖い存在なのだということを心得ておきたいと思います。


次の
Natural Quest12日目は、アウトドアの専門店に行ってみた事についてです。

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